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赤いお母さんこと木蘭が別当を務めるサイト
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いつも早々に良い席は埋まっていて、なかなか見に行けなかったのですが、朝、立川のシネマシティのサイトをチェックすると、ポツンと真ん中の最も良い席が一つ空いている。昼を過ぎても空いている。・・・これは神仏の導きではありますまいかな・・・と思い、予約を入れると、取るものも取りあえず映画館に駆けつけました。
『この世界の片隅に』(2016年 日本) 監督/片渕須直 原作/こうの史代 主演/のん 前評判通り、本当に良く出来た作品でした。 徹底的にリサーチを重ねた時代考証・・・すなわち当時の街並みや人々の暮らし、方言、服装、天候から兵器の描写・・・それがこれ見よがしでは無く、必要最小限にそっと描かれる・・・主人公達の物語を支える背景に徹する節度・・・当たり前なんだけど、凄いなぁ・・・と感服しました。 戦争の悲惨さでは無く、ふんわりした優しい絵柄と語り口で描かれる当たり前の日常・・・と、テレビなどでは宣伝されているけれど、とんでもない!可愛い絵柄の中に差し込まれる貧困や現代とは違う社会感覚・・・そして十二分に残酷な戦争の描写。当たり前では無い日常なのに、気がつけば、それが当たり前の日常と感じてしまう恐ろしさ・・・。 それらが、淡々と、ふんわりと、時にユーモラスに描かれて行きます。凄いなぁ。 また、音の演出も素晴らしいです。 砲台の轟音、飛行機の音、爆発音など、ふんわりとした展開を突然切り裂く音が、主人公を取り巻く環境の変化の切れ目になっているので、劇場で鑑賞して欲しいなぁ・・・と感じました。 あの戦争の時代に、自分の好きな事に没頭する主人公の物語を、現実とイメージの世界を行ったり来たり・・・という点で、宮崎駿の『風立ちぬ』(2013年 日本)との近似性を感じずにはおれなかったのですが、『風立ちぬ』では"世界が崩壊していく序章"を描きつつも、宮崎駿が描かなかった、その先の"世界が焼け落ちていく時代"を『この世界の~』では描いていきます(『風立ちぬ』のクライマックスである九試単座戦闘機の開発が昭和10年。『この世界の~』の始まりは昭和8年)。 雲の上の人の話と、海縁と山肌にしがみつく様に生活している市井の人々の話・・・という点でも違いますか。 共通するのは、これ見よがしな描写や説明的描写に欠ける事。もしかしたら若い人には不思議な事が沢山あったかも知れません。私もキャッチ出来ていない事が多そうです。ヒロインのすずさんが口にする「呉」のイントネーションの違いに演出の意図を見出す・・・前に、耳がキャッチ出来ないよ!全編が広島弁や呉弁なので、意味が分からない言葉もあるしね・・・。 予想と大きく違ったのは、号泣してしまう様な映画なのかな・・・という思いとは裏腹に、号泣する様な作品じゃ無かったという事でしょうか。 本当に、ふんわりと、淡々と物語は進み、ついつい笑いさえこぼれてしまうのに・・・気がつけばホッペタが塗れていて・・・終演後、静かに心が死んでしまった様でした・・・。 何に感動するかは人それぞれですが、僕には一寸辛かったかなぁ・・・色々と重ね合わせてしまう事も多くって・・・余りにもリアルで・・・プライベートな事なのですがね。 とても良い作品でしたよ。 公式サイト ■
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by redsoldiers
| 2017-02-05 17:34
| 映画
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