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「オーク・ドラゴンライダー」(2) 影色

 下塗りの基本色段階では「どうしたもんかねぇ~。」という状況でも、ウォッシングしたり墨入れしたりして、影をさしたり色調を整えれば、意外と見られる様になるもんなんだよね・・・と、自分を励ましつつ筆を動かす。リカバリーこそが腕の見せ所なんですよ(←こういう発想が上達しない原因)。

 とりあえずドラゴンに、水で薄めたグリーン系のヴァレホカラー3色を使って、染め付ける様に色を載せます。色は3種類を混ぜるのでは無く、別々に塗布。
 その後、タミヤアクリルのオリーブドラブ色を水で薄めて(溶剤で薄めると、下地を侵してしまうので)ウォッシング。つづいて、焦茶色系のヴァレホカラーを水で薄め、ウォッシングの要領で影を染め付けていきます。最後に、先ほどの焦茶色に黒を混ぜ、さらに奥まった部分や強調したい部分に墨入れ。

 で、こんな感じ。
「オーク・ドラゴンライダー」(2) 影色_a0193363_16560588.jpg
 一寸やり過ぎちゃった感があるけれども、後で修正するから良いの。
「オーク・ドラゴンライダー」(2) 影色_a0193363_16561869.jpg
「オーク・ドラゴンライダー」(2) 影色_a0193363_16562852.jpg
 お、いけそうじゃねぇ?


 因みに、タミヤアクリルカラーとヴァレホカラー、基本色では古いシタデルカラーを使っていますが、使い分けに特に意味はありません。手元にある塗料を使うというドクトリンです。

 因みに、ウォッシングにタミヤアクリルのオリーブドラブを使ったと書きましたが、アーミーペインター社のクイックシェイド「ストロングトーン」もオリーブドラブ系の色で、ミニチュアフィギュアの影色や色調調整には"つぶしの利く"色ですね。
(くわしくは過去記事クイックシェイド(1)クイックシェイド(2)を参照の事)


(つづく)





by redsoldiers | 2018-09-28 18:43 | フィギュア製作 | Comments(0)

歴史軍装研究と模型製作の狭間に


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