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パンジシールの獅子(5)

昨日は所用で宴席に。
今夜は夏至なのに長い夜になりそうだな・・・と思いましたが、無難に帰れました。善哉善哉。

同席した中に、バスで敦煌に行った事のある方がおりまして、
「帰ろうとバス停に行ったら、ラサ行きのバスがあったんだよ。乗ったらラサに行けるんだぁ・・・と誘惑に駆られたけど、方向が逆だから止めたんだな。」
「へぇ。敦煌からチベットなら近いじゃないですか。」
「近くねぇよ!」
スマートフォンを持っていた方が検索したら、敦煌~ラサは2400km(直線距離だと1200km位かな)。
3日3時間6分かかるそうです。へぇ~。

トルコのアンタキヤで、モスクワ行きのバスを見かけた時は、さすがに度肝を抜かれましたけどね。


閑話休題。
さて、基本色→明色と塗り重ねたマスード将軍に暗い影を差します。

パンジシールの獅子(5)_a0193363_17553638.jpg


先ずは、基本色を少し暗くした色で、ウォッシング。
色彩的にも荒れた表面を、しっとりと整える効果を与えます。
余りやりすぎると、メリハリが無くなって、ぼんやりとしてしまうので注意が必要です。

その後、暗色、続けて影色を、暗くしたい部分に塗っていきます。

ウォッシングの際は無論、暗色と影色も、塗料を5倍以上には薄めて、染め付ける様に塗ります。
水で薄めると、表面張力で弾いたり、奇麗ににじまなかったりするので、界面活性剤としてアクリル溶剤などを微量混ぜてやると上手くいきます。

また薄めた暗色、影色を塗り重ねると、小汚くなる事があるので注意が必要です。

まぁ、暗くしすぎちゃったなぁ・・・とか、小汚く成っちゃったな・・・と感じたら、薄めた基本色や明色でふき取る様に修正してやれば済む事ですけどね。

パンジシールの獅子(5)_a0193363_17594118.jpg


by redsoldiers | 2011-06-23 18:01 | フィギュア製作 | Comments(0)

歴史軍装研究と模型製作の狭間に


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