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赤いお母さんこと木蘭が別当を務めるサイト
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世界的なディオラマ作家のダグラス・リー(Douglas Lee)氏。
(東アジア系の人だとは分かるんだが、国籍や民族はどこなんだろう?) 氏の作品はユーロミリテールで受賞するなど、欧州のコンペでも高い評価を受けている。 しかしながら、氏の作品は高く評価されているが、深くは愛されていないという話も聞く。 つまり「彼の作品は素晴らしいが、私自身は好きではない。」というコメントをする欧州人が多いらしい。 なるほど、そうであろう。 なぜなら氏の作品は、欧州人が愛し、培ってきたヒストリカルフィギュアの定義とは、大きくずれた色彩を放っているからだ。 氏の色使いは、大陸や半島の伝統芸能に通じる様な、あるいは仏教美術の様な、実に東アジア的な色彩を帯びている。 そのテーマがポーランドでも、北アフリカでもだ。 それこそが、氏の体に染みついた物、アジアの文化というものなのだろう。 ヒストリカルフィギュア、ディオラマという土俵で勝負した時に、誰もが氏の高度な技術と完成度を評価せざる得ない。 しかし、その異彩を放つ氏の作品に対し、拒否反応を示し、苦々しく思っている欧州のモデラー達の気持ちも理解出来る。 とはいえ、我々非欧州人にとっては、欧州的ではない作品というだけで、ハンディキャップを設けられてしまう事もあるという事だ。 模型は平等としながら、結局の所、そうやってアジア的な文化を差別するんだろ!?と憤慨した時期もあったが、 「欧州人には、それまで自分たちが大切にしてきた模型の文化と歴史、それに基づく価値観があるんだから、それを大切にしてあげないとダメだと思うよ。」 ・・・と、ヴェノーフ氏にいさめられた経験がある。 なるほど、文化の交流とは実にデリケートな物だな・・・と思うしだいである。 ■
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by redsoldiers
| 2011-05-22 14:33
| 模型論考
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Comments(3)
興味深い話、ありがとうございました。Douglas Lee氏は韓国人、ですね。
Doug氏もそうですが、韓国のモデラーは日本人とは違う独特の色使いをしますね。(私が知っているのは有名な人とブログで繋がったyoon氏だけですが)本人は日本人のモデラーに「作品に日本のアニメーションの影響がある」と言われた事に強く拒否反応を示した事を著書で書かれていました。 ペインティングに関してはユーロでヒストリカルフィギュア文化に触れて変わったようですね。影響を受けつつも、独自の好きな路線は変えたくない、でも何か今までとは違う事をしないとダメだ、と思うようになった、という感じの事が書かれていました。 彼や韓国のモデラーには学ぶ面が沢山ある気がします。 ![]()
韓国人なんですね・・・韓国系カナダ人だと思っていました。
今年の静岡は、台湾系のサークルから出展していたし・・・。 韓国人モデラーの作品は、去年ヤングミニチュアズのソンさんが持参された自社の商品見本に使われている作品しか拝見した事はありません。 元々モデラーでは無い方が塗装されていたりしていましたが、欧州とは違う独特の色彩感覚で、技術もセンスも卓越した物を感じました。 あのバックグラウンドは、なんなんだろうな・・・とも。 そう思うと、昨年ソンさんが韓国で開催予定だった第二回「NOVEN」が中止になってしまったのは、返す返すも残念です。 アジアのヒストリカルフィギュア愛好家が集まったら、何か新しい流れも生じたのかも知れないのに・・・と。 ![]()
>でも何か今までとは違う事をしないとダメだ
カルチャーショックは、スパイスなので、私もそれを毎回期待しています(日本人相手でも)。 そういった刺激が無いと、続けられないですよね。 でも、その記事は読んだ事がないので真意は分かりませんが、ダグラス・リー氏はプロなので、趣味人とは思考が違うので、どの様に受け取って良いのか、悩んでしまいます。 趣味人は楽しんでれば良いのですが、プロはそれで生活をしないといけませんから・・・。 欧米のプロペインターは、自分にあった傾向を見定めてコンペにエントリーし、賞を獲得する事で自分の株を挙げる事を常時行っているという話を聞いた事があります。 それが仕事の依頼とギャランティに直結するので。
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