アカデミー科学 1/35「フランス外人部隊セット」
2016年 07月 12日
韓国のプラモデルメーカー・アカデミー科学(아카데미과학)。他社の製品のコピー疑惑もあって、日本では余り良い噂を聞かないメーカーです。
とはいえ、自分は「U.S. M3A1 Stuart Light Tank」しか作った事が無いので、悪いイメージは無いのです。同時期に発売された「British M3 Stuart 'Honey'」との共通部品が混在する故に、M3A1としては違うよな?・・・という部分はあっても、作りやすいし、チャンとした(オリジナル)キットでしたよ。
そんなアカデミー科学のキットで、もう一つ持っているのが、「French foreign legion set」。
実は冷戦時代のフランス軍の軍装品も興味の対象だったりするので、今は亡き某量販店で投げ売りしていた時に、制作用と保存用に2個買っておいた物です。
(画像をクリックするとピクセル等倍表示されます)
六体セットで、
①コーチシナ 1948年
②アルジェリア 1960年代
③アルジェリア 1960年代
④ジブチ 1980年代
⑤チャド 1980年代
⑥チャド 1980年代
と成っていますが、場所や時代の設定は元ネタを参考にしているだけで、そこまで限定的ではありません。
・・・まぁ、あんまり自分も詳しい訳では無いんですけどね。
例えば、③の勤務/パレード服(La tenue de tradition)は、1960年頃に導入され、1968年に生地が変更されるものの、未だ現用の様です。
また⑤⑥は、1970年代初頭に導入され、生地や細部を変えて、F1、F2、そして現用の迷彩服に繋がる1964年型戦闘服(La tenue de combat modèle 1964)を着用し、1974年型装備を身に付けています。
③から⑥はつぶしの利く(?)姿をしたフィギュアですが、①や②は余り一般的では無い格好をしています。
・・・そのくせ、戦後のフランス軍の基本的な戦闘服である1947年型系の服装を身に付けたフィギュアが入っていないのは解せぬ・・・残念。
こちらは付属する装備品と火器。
(クリックするとピクセル等倍表示されます)
セットに含まれる火器は、AA52軽機関銃(左上)・MAS49半自動小銃(左中・左下)・MAS36小銃(中央)・MAT49短機関銃(右)。
1/35のフィギュアアクセサリーとしては、なかなか貴重ですが、MAS49の造形はトリガーや銃身の造形が不思議な事になっています・・・。
また、MAS36に使える弾薬ポーチと(このセットには入っていない)FA-MAS用弾倉ポーチが付属しているものの、MAS49とMAT49用の弾倉ポーチが無いんですね・・・。
長方形のポーチは1974年装備に用いる、銃の清掃用具ポーチ(左)と、救急セット用ポーチ(右)です。
水筒は1952年型が付属しています。
仮組してみました。
(画像をクリックするとピクセル等倍表示されます)
インジェクションキットですし、部品の合いやモールドは甘い所も多いのですが、プロポーションは抜群です。頭が大きめな所も、体がムッチリしている所も素晴らしい。原型がとても良いのでしょうね。
余り人気の無いテーマやメーカーという事もあるのか、量販店で投げ売りされたり、某大型小売店はイベントの時に配っていた・・・と言う噂があるくらい冷遇されたキットですが、中身は素晴らしいと思います。
「模型慕情」さんが出来の良さに着目されており(流石!)、ランナー状態での詳細写真を公開されていました(参照)。
2015年4月30日にGSIクレオスとの代理店契約が切れたらしく(参照)、現在は流通が不安定なのが残念です。
とはいえ、自分は「U.S. M3A1 Stuart Light Tank」しか作った事が無いので、悪いイメージは無いのです。同時期に発売された「British M3 Stuart 'Honey'」との共通部品が混在する故に、M3A1としては違うよな?・・・という部分はあっても、作りやすいし、チャンとした(オリジナル)キットでしたよ。
そんなアカデミー科学のキットで、もう一つ持っているのが、「French foreign legion set」。
実は冷戦時代のフランス軍の軍装品も興味の対象だったりするので、今は亡き某量販店で投げ売りしていた時に、制作用と保存用に2個買っておいた物です。
(画像をクリックするとピクセル等倍表示されます)
六体セットで、
①コーチシナ 1948年
②アルジェリア 1960年代
③アルジェリア 1960年代
④ジブチ 1980年代
⑤チャド 1980年代
⑥チャド 1980年代
と成っていますが、場所や時代の設定は元ネタを参考にしているだけで、そこまで限定的ではありません。
・・・まぁ、あんまり自分も詳しい訳では無いんですけどね。
例えば、③の勤務/パレード服(La tenue de tradition)は、1960年頃に導入され、1968年に生地が変更されるものの、未だ現用の様です。
また⑤⑥は、1970年代初頭に導入され、生地や細部を変えて、F1、F2、そして現用の迷彩服に繋がる1964年型戦闘服(La tenue de combat modèle 1964)を着用し、1974年型装備を身に付けています。
③から⑥はつぶしの利く(?)姿をしたフィギュアですが、①や②は余り一般的では無い格好をしています。
・・・そのくせ、戦後のフランス軍の基本的な戦闘服である1947年型系の服装を身に付けたフィギュアが入っていないのは解せぬ・・・残念。
こちらは付属する装備品と火器。
(クリックするとピクセル等倍表示されます)
セットに含まれる火器は、AA52軽機関銃(左上)・MAS49半自動小銃(左中・左下)・MAS36小銃(中央)・MAT49短機関銃(右)。
1/35のフィギュアアクセサリーとしては、なかなか貴重ですが、MAS49の造形はトリガーや銃身の造形が不思議な事になっています・・・。
また、MAS36に使える弾薬ポーチと(このセットには入っていない)FA-MAS用弾倉ポーチが付属しているものの、MAS49とMAT49用の弾倉ポーチが無いんですね・・・。
長方形のポーチは1974年装備に用いる、銃の清掃用具ポーチ(左)と、救急セット用ポーチ(右)です。
水筒は1952年型が付属しています。
仮組してみました。
(画像をクリックするとピクセル等倍表示されます)
インジェクションキットですし、部品の合いやモールドは甘い所も多いのですが、プロポーションは抜群です。頭が大きめな所も、体がムッチリしている所も素晴らしい。原型がとても良いのでしょうね。
余り人気の無いテーマやメーカーという事もあるのか、量販店で投げ売りされたり、某大型小売店はイベントの時に配っていた・・・と言う噂があるくらい冷遇されたキットですが、中身は素晴らしいと思います。
「模型慕情」さんが出来の良さに着目されており(流石!)、ランナー状態での詳細写真を公開されていました(参照)。
2015年4月30日にGSIクレオスとの代理店契約が切れたらしく(参照)、現在は流通が不安定なのが残念です。
by redsoldiers
| 2016-07-12 14:27
| キットレビュー
|
Comments(0)