人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クルムバッハ2011レポート・ラウンドフィギュア(1) ミニスケール物

 クルムバッハのショーで見かけたフィギュアを紹介しているが、日本人にもなじみ深いラウンドフィギュアについても言及しよう。

 現在のフィギュア世界の主流は、ラウンドフィギュアである事は間違いない。よってクルムバッハのショーがフラットフィギュア中心のショーであったとしても、実に多くのラウンドフィギュアを扱うブースが並んでいる。

 ・・・が、そこは業・・・じゃなくて歴史が深いクルムバッハのショー。日本では見かけない様なラウンドフィギュアが並んでいる。
 出展しているブースは、レポートにも書いたとおり、キットもあれば完成品もある。同じ完成品でも「King & Country」(日本の代理店は「Iskandar」さん)の様なトイソルジャー系から、著名なペインターによる一点物まで幅広いし、キットにしても、「ペガソ」や「アンドレア」といった有名どころから、セミプロのメーカーまで色々だ。
 そして、そのスケールから、テーマまで多岐に渡る・・・実に精神が自由なんだな・・・商業ベースなのに(儲かっているかは知らないけど)。

 ブースや同時開催のコンペを眺めていて感じるのが、1/48~1/144スケールといったミニスケールモデルの人気の高さだ。日本では一部の愛好家しか見向きをされないが、欧州では一定のシェアを占めている様に思われる。
 しかも古今東西、様々なテーマのフィギュアが用意されているのだ。
クルムバッハ2011レポート・ラウンドフィギュア(1) ミニスケール物_a0193363_12473092.jpg

クルムバッハ2011レポート・ラウンドフィギュア(1) ミニスケール物_a0193363_12475724.jpg
 ちなみに、このメーカーは1/72スケールぐらい。

 欧州ではミニチュアを用いたシミュレーションゲーム、TRPGが元々盛んであるが、近年頓に人気が高くなっている事から、ミニチュアゲーム愛好家の為の市場もかなりある物と思われる。こういったゲームには1/48~1/144スケールの模型が使われる為、こういったフィギュアの需要があるのもうなずける。(ミニチュアゲーム用フィギュアの主流は1/48スケールぐらい)
 また、鉄道模型を初めとした情景模型も人気がありそうなので、日本とは少し事情が違うのだろう。

 後日紹介したいが、同時開催のコンペの出展作品にも、ミニスケールのフィギュアを用いた作品が多くエントリーされていた。
 
クルムバッハ2011レポート・ラウンドフィギュア(1) ミニスケール物_a0193363_12474585.jpg
 こちらはレジン製だが、ホワイトメタル製の物も多い。

 中には1/72スケールのメタル製スペアヘッドを扱っているブースも!
 ・・・1/72スケールでスペアヘッドが必要なのだろうか・・・しかし確かにクオリティは高かった。・・・写真を撮っておけば良かったなぁ・・・残念。
by redsoldiers | 2011-09-25 13:34 | レポート(模型関連) | Comments(0)

歴史軍装研究と模型製作の狭間に


by redsoldiers
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31